本稿は、2011年3月の福島第1原発事故の報道検証として行われた、米軍の準機関紙とされる「スターズアンドストライプス紙」(以下、S&S)の紙面分析を起点にしている。S&Sのアジア・太平洋版を対象として『情報化社会・メディア研究』誌の震災報道検証プロジェクトが2013年に公表した論考を、発災後10年を経て、ある1本のS&S記事について「再検証」を行い、今年6月に同誌に掲載したものだ。いずれも同誌のリポジトリとして公開されている。
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専門紙記者、ジャーナリスト、日本大学大学院新聞学専攻博士課程満期取得退学
Specialty paper Staff Writer, journalist, Nihon University Graduate School of Journalism and Media Doctoral course Major Completed withdrawal.
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