アンフィルターのジャーナリスト、ニシン・コカの記事「東南アジアの労働者や地域が日本の焼却炉に反対するわけ」(当サイトでオープンアクセス)が非営利のアジア・アメリカジャーナリスト協会から「AAJA国際連携報道賞」を授賞したことを受けて、アンフィルターとAAJAアジアは10月1日(日)、上智大学で国際報道や労働者の国際的な連帯に関するシンポジウムを開催する。イベントは上智大学グローバル・コンサーン研究所が共催。
授賞対象となった記事では、インドネシアなど東南アジア諸国に日本のごみ焼却炉が輸出され、そこで稼働させた際に現地で起きている様々な問題を取り上げた。この取材にはコカのほか、インドネシアのニチャ・ワチパニチ氏とタイのヨセファ・プスパリサ氏の両ジャーナリストが共同で行った。
シンポジウムでは第1部として、取材に当たった記者らが登壇し、今回の取材にあたっての国際報道の手法やそのあり方を紹介する。第2部では、日本と海外の廃棄物処理の現場について討論。日本からは、東京清掃労働組合中央執行委員長の多田修一郎氏と同副委員長の西村好勝氏が、海外からは、国際清掃労組のカビール・アロラ氏とグラムバングラ開発委員会のマクスド A.K.M氏が、それぞれ登壇する。
シンポは2023年10月1日(日)14時から17時まで、上智大学四谷キャンパス内(東京都千代田区紀尾井町7-1)の中央図書館L-821教室にてハイフレックスで開催する。参加無料。日本語と英語の同時通訳を行うため希望者はパソコンまたはスマートフォンが必要。参加申し込みはこちらからhttps://aajaasiawithunfiltered.peatix.com。
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