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熊本市の医療法人と理事長が写真週刊誌『フォーカス』(2001年休刊)の交通事故での保険金疑惑をめぐる記事で名誉を傷つけられたとして、発行元の新潮社と記者を相手に賠償を求めた訴訟で、メディアが被告となり賠償を命じられた最高額となる1980万円の賠償額が確定した。最高裁が新潮社の上告を棄却する決定を出した(10月)。一審・東京地裁は1320万円(03年4月)、東京高裁は1980万円(同10月)の支払いを命じた。12本の記事全てが名誉棄損と認定された。